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「脇師〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

脇師の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
、清水然知、清水半次郎、長知公、一噌要三郎と記録されている。いずれもが、その時の脇師、囃子方中の名誉の人々であったことは説明する迄もない。 かくて無上の面目を....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ちたに相違ない。 竹中半兵衛は器量人である。名優である。しかも最も渋いところの脇師である。蘊蓄《うんちく》の底の深いこと、玄人《くろうと》はかえって、秀吉より....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
譲渡しという大詰が、薩摩の西郷隆盛という千両役者と、江戸の勝安房という松助以上の脇師《わきし》と二人の手によって、猫の児を譲り渡すように、あざやかな手際で幕を切....