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脳巓
「脳巓〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
脳巓の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「野分」より 著者:夏目漱石
思われた。後ろを振り向くと、下から緑《みど》りの滴《した》たる束髪《そくはつ》の
脳巓《のうてん》が見える。コスメチックで奇麗《きれい》な一直線を七分三分の割合に....
「旅の旅の旅」より 著者:正岡子規
てつくづくと見れば山更にしんしんとして風吹かねども冷気冬の如く足もとよりのぼりて
脳巓《のうてん》にしみ渡るここちなり。波の上に飛びかう鶺鴒《せきれい》は忽《たち....