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脳脊髄
「脳脊髄〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
脳脊髄の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黴」より 著者:徳田秋声
取ってもらいに、近所の医師を訪ねた。中学に通っている時分、軽い熱病にかかったり、
脳脊髄に痛みを覚えたりすると、ここへ駈けつけて来たが、家はその時の様子と少しも変....
「血の盃」より 著者:小酒井不木
慄するばかりであった。 然し不幸は単にそればかりでなかった。花嫁の容態はその後
脳脊髄膜炎と変じて、約一ヶ月の後平熱にかえったが、脳を冒されて白痴のようになって....
「二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
顔を列べ、而して表玄関の受附には明治の初年に海外旅行免状を二番目に請取って露国の
脳脊髄系を縦断した大旅行家の嵯峨寿安が控えていた。揃いも揃って気骨稜々たる不遇の....