腎虚[語句情報] »
腎虚
「腎虚〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
腎虚の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
たところが欧州名工の画題の最も高名な一つで、サルワトル・ロザ以下その考案に脳力を
腎虚させた。 それからまた奇談といわば、アントニウス尊者|荒寥地《こうりょうち....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
とうに天性の淫乱というのが、この穀屋の後家様だあな。へ、へ、浅さんもかわいそうに
腎虚《じんきょ》で殺されちまったなあ。高山の町からもえらいのが出たものさ。この穀....
「冒した者」より 著者:三好十郎
宮の方へ突進して行く) 若宮 (フラフラと立ちあがり、刀を振りまわす)来て見ろ、
腎虚め! 浮山 野郎! (と、ポケットから掴み出した。センテイ用のスプリング・ナ....
「フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
まするは、樺太海豹島は膃肭獣の塩漬け肉でござい。何々ピン以上の滋養強壮剤、陰萎、
腎虚の大妙薬、物はためし、効能霊験、万病の持薬、このごろ流行の若返り法などとは論....