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腕が鳴る
「腕が鳴る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
腕が鳴るの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
かわそうぞ。早速菊路にも手伝うて貰うて、女装して参れ」 「でも、あの、わたくしの
腕が鳴ると申しましたのは、女子《おなご》なぞになりたいからではござりませぬ」 「....
「若き日の成吉思汗」より 著者:林不忘
被り、鎧の胴を締め、手早く軍装を凝らしつつ)さあ、今日は抗愛山脈だぞ。貴様たち、
腕が鳴るだろう。(一種の点呼)合撒児《カッサル》の手は、十本の指がみな毒蛇、哲別....
「八ヶ嶽の魔神」より 著者:国枝史郎
こかでぶつからないものでもない」 「ぶつかったが最後、戦いだ」 「そうだ戦いだ、
腕が鳴るなあ」 「種族と種族との戦いだからな」 「種族の怨みというものは、未来|....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
人を斬ったこと幾人か知れぬ、人を斬ることは朝飯前と心得ている、近頃は仕事がなくて
腕が鳴る、誰か斬る奴はないかと人斬りを請負《うけお》って歩くほどの男じゃ」 「そ....