腰が抜ける[語句情報] » 腰が抜ける

「腰が抜ける〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

腰が抜けるの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
幽霊と推進機」より 著者:夢野久作
がらシッカリと閉め直したが、その片手間に室内を振り返ってみると……ギョッとした。腰が抜けるとはあんな状態をいうのであろう。扉の把手を後手に掴んでヤッと身体の重量....
地獄の使者」より 著者:海野十三
思いましたので、一応庭に脚立梯子を立てまして、硝子窓越しに覗いてみました。わしは腰が抜けるほどびっくりしましたよ。なぜって旦那様が首のうしろを真赤にして死んでい....
めでたき風景」より 著者:小出楢重
にまみれた髪の毛の束が乱れていた。 兄はこの静物を見ると同時に坐ってしまった。腰が抜けるということはほんまにあることだと彼は後に話していた。 これではいけな....
痀女抄録」より 著者:矢田津世子
近くの灸点所へ連れていって、どうやら痛みをとめてもらったものの、それから間もなく腰が抜けるようだと喚き出されて、これはどうも下の患いらしいと独り合点して、それか....