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「腰の〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

腰のの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
偸盗」より 著者:芥川竜之介
池につどっている。そうして、自分もいつか、髪が白《しら》みしわがよって、ついには腰のまがるような、老いの身になってしまった。都も昔の都でなければ、自分も昔の自分....
大導寺信輔の半生」より 著者:芥川竜之介
成程二脚の肘《ひじ》かけ椅子は黒ずんだ縁側《えんがわ》に並んでいた。が、それ等は腰の高い、赤いクッションの色の褪《さ》めた半世紀前の古椅子だった。信輔はこの二脚....
玄鶴山房」より 著者:芥川竜之介
た後、玄鶴はいつか眠っていた。その晩は夢も恐しかった。彼は樹木の茂った中に立ち、腰の高い障子の隙《すき》から茶室めいた部屋を覗《のぞ》いていた。そこには又まる裸....
報恩記」より 著者:芥川竜之介
浪人だと云うではありませんか? 歌舞伎《かぶき》の小屋を擾《さわ》がしたと云う、腰の曲った紅毛人《こうもうじん》、妙国寺《みょうこくじ》の財宝《ざいほう》を掠《....
河童」より 著者:芥川竜之介
から、それらのものをしまう時にも格別不便はしないのです。ただ僕におかしかったのは腰のまわりさえおおわないことです。僕はある時この習慣をなぜかとバッグに尋ねてみま....
水の三日」より 著者:芥川竜之介
しるしばんてん》に、三尺をぐるぐるまきつけた、若い女もあった。色のさめた赤毛布を腰のまわりにまいた、鼻の赤いおじいさんもあった。そうしてこれらの人々が皆、黄ばん....
毛利先生」より 著者:芥川竜之介
それがストオヴの口からさす赤い火の光を斜《ななめ》に浴びて、上衣《うわぎ》の肩や腰の摺《す》り切れた所が、一層鮮に浮んで見える。と思うと先生の禿げ頭も、下げる度....
お律と子等と」より 著者:芥川竜之介
んから御暇《おいとま》が出た。」 賢造は苦笑《くしょう》を洩らしながら、始めて腰の煙草入《たばこい》れを抜いた。が、洋一はまた時計を見たぎり、何ともそれには答....
西郷隆盛」より 著者:芥川竜之介
も眠れそうもない。そうかと云って寝台は、勿論皆売切れている。本間さんはしばらく、腰の広さ十|囲《い》に余る酒臭い陸軍将校と、眠りながら歯ぎしりをするどこかの令夫....
素戔嗚尊」より 著者:芥川竜之介
は素早《すばや》く足を縮《ちぢ》めて、相手の武器を飛び越えると、咄嗟《とっさ》に腰の剣を抜いて、牛の吼《ほ》えるような声を挙げた。そうしてその声を挙げるが早いか....
将軍」より 著者:芥川竜之介
い》いな。」 騎兵は身軽に馬を下りた。そうして支那人の後《うしろ》にまわると、腰の日本刀を抜き放した。その時また村の方から、勇しい馬蹄《ばてい》の響と共に、三....
馬の脚」より 著者:芥川竜之介
を自由に制御することを覚え出した。これもやっと体得して見ると、畢竟《ひっきょう》腰の吊《つ》り合《あい》一つである。が、今日は失敗した。もっとも今日の失敗は必ず....
」より 著者:芥川竜之介
、円《まる》くなって、坐って居ります。――これが目くされの、皺《しわ》だらけの、腰のまがった、背の低い、六十ばかりの尼法師《あまほうし》でございました。しかも娘....
保吉の手帳から」より 著者:芥川竜之介
がみ》を見ると、驚いたことにタウンゼンド氏はいつのまにか美少年に変り、保吉自身は腰の曲った白頭《はくとう》の老人に変っていた。 恥《はじ》 保吉....
寡婦」より 著者:秋田滋
たり来たりして歩いているのです。私はよく部屋の窓から、この感傷的な少年が、両手を腰のうしろに※して、首をうなだれて、淋しそうな足どりで歩いている姿を見かけました....