腰を入れる[語句情報] » 腰を入れる

「腰を入れる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

腰を入れるの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
地球発狂事件」より 著者:海野十三
査は杜絶したが、アメリカ当局は更に新に調査団を編成し、大西洋海底の秘密の探求に本腰を入れることとなった。因《ちなみ》に、その怪人集団は吾人の想像に絶する巨大なる....
婦系図」より 著者:泉鏡花
半纏の袖を合わせて、ちょっと傾く。 「焼きねえ、昨日も刺身だったから……」 と腰を入れると腕の冴、颯と吹いて、鱗がぱらぱら。 「ついでに少々お焼きなさいますな....
明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
必ず何かが起る。容易ならぬことが起るであろう。何が起るか知れないが、オレが本腰を入れるのはそれからだ、とベク助は考えていた。 ★ それ....
映画雑感(Ⅵ)」より 著者:寺田寅彦
カヤクと称する一人乗の小舟も面白いものである。上衣の胴着の下端の環が小舟の真中に腰を入れる穴の円枠にぴったり嵌まって海水が舟中へ這入らないようにしてあるのは巧妙....
肌の匂い」より 著者:三好十郎
男と踊る時は、違うのよ。同じステップを踏むんだつて、身體の持つてき方が違うのよ。腰を入れる。わかる? 腰を入れるのよ。ウフフ、立つて踊つているようだけど、その時....