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腰弱
「腰弱〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
腰弱の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「チャアリイは何処にいる」より 著者:牧逸馬
参《こうさん》も同然で、まるで犯罪を助長するようなものだ。こういって極力ロス氏の
腰弱の態度を排撃したから、この警察の干渉が邪魔《じゃま》をして、子供を提《さ》げ....
「おせっかい夫人」より 著者:岡本かの子
、中位なのを一つ借りて来て男に手伝わせ国枝さんの湯殿の上部の硝子窓に届かせ、少し
腰弱そうな男のために梯子の下部まで押えてやり、硝子戸をうまくこじ開けさせて、男を....
「五重塔」より 著者:幸田露伴
弥陀様よりほかに親しい者もなかるべきか弱き婆のあわれにて、我清吉を突き放さば身は
腰弱弓の弦に断れられし心地して、在るに甲斐なき生命ながらえんに張りもなく的もなく....