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腰椎
「腰椎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
腰椎の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「冬の日」より 著者:梶井基次郎
れよう。 堯《たかし》の弟は脊椎《せきつい》カリエスで死んだ。そして妹の延子も
腰椎《ようつい》カリエスで、意志を喪《うしな》った風景のなかを死んでいった。そこ....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
と、もう室内は勿論、すこし歩けと云われます。でもなかなか体が大儀で二三歩歩く位。
腰椎をマヒさせたって、やっぱり全身にこたえているし。本当にくたびれかたがひどくて....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
動してくれるので、ありがたく思いました。
戸台さんたらお酒をのむのがバレてね、
腰椎《ようつい》の注射がきかないのですって。腰ツイがきかなければ全身もきかないの....
「ロザリオの鎖」より 著者:永井隆
私はすぐに見つけた。台所のあとに黒い塊を。──それは焼け尽くして焼け残った骨盤と
腰椎であった。そばに十字架のついたロザリオの鎖が残っていた。 焼けバケツに妻を....