腰黒[語句情報] » 腰黒

「腰黒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

腰黒の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
しているような公使らの顔をその窓のところに見ることはできた。駕籠の造りは蓙打ちの腰黒で、そんな乗り物を異国の使臣のために提供したところにも、旧い格式などを破って....
首頂戴」より 著者:国枝史郎
四 御先供は赤川大膳、先箱二つを前に立て、九人の徒士、黒積毛の一本道具、引戸腰黒の輿物に乗り、袋入の傘、曳馬を引き、堂々として押し出した。後から白木の唐櫃が....