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腹合せ帯
「腹合せ帯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
腹合せ帯の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「別れたる妻に送る手紙」より 著者:近松秋江
三つも若く見えるような、派手な薄|紅葉色の、シッポウ形の友禅縮緬と水色繻子の狭い
腹合せ帯を其処に解き棄てていたのが、未だに、私は眼に残っている。 暫時そんな話....
「丹那山の怪」より 著者:江見水蔭
つづけて夢に見た高島田の娘。それが正しく襟付黄八丈の衣物を着て、黒襦子と紫縮緬の
腹合せ帯を締めたまま、後手に縛られて、生埋めにされて死んでいるのであった。 巡....