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腹構え
「腹構え〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
腹構えの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「名君忠之」より 著者:夢野久作
う。塙代がソレ程のタワケ者とは知らなんだ。遊女を妾にしている事や、家中の若い者の
腹構えがそれ程とは夢にも……」 「アハハハ。左様な立入った詮議は大目付殿のお耳に....
「暗黒公使」より 著者:夢野久作
して、警視庁へ来て志免警視に面会して、 「近いうちに大仕事があるかも知れないから
腹構えをしておくように……」 と云い棄ててここへ来たので、後から思えばこの時の....
「三国志」より 著者:吉川英治
と、何であろうと、後に悔いるようなことは、予も招かぬつもりだ」 「そうです。その
腹構えさえお持ちでしたら、安心ですが」 「幸い、君と知己になったからには、今後と....
「美食多産期の腹構え」より 著者:北大路魯山人
餅だって寒餅というのが一番美味い。 私は秋十月から春二月までを美食多産期として
腹構えをし、次から次と食欲を満たしてくれる最好季節を無駄に過ごしたことはない。三....