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膜質
「膜質〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
膜質の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
う》もその中にはおぼれてしまう。そしてそのぼんやり蝙蝠《こうもり》の翼に凝集した
膜質の煙の中に現わるるものは、眠れるサイキーの上に飛ぶ夢と夜と死との黙々たる三魔....
「植物知識」より 著者:牧野富太郎
に向かっている。花には小梗《しょうこう》があり、もとの方にはこれを擁《よう》して
膜質《まくしつ》の苞《ほう》がある。そして小梗《しょうこう》の頂《いただき》に、....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
すでに満つるをもって、ヤソ教の法雨を注入すること難し。しかして、女子はその心面の
膜質いたって柔らかにして、宗教の風に変質しやすきをもって、将来の布教は女子を教育....