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膝とも談合
「膝とも談合〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
膝とも談合の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「根岸お行の松 因果塚の由来」より 著者:三遊亭円朝
を何うも見てはいられないから、疾《と》くとお前さんの了簡をきいた上で、ねえ、また
膝とも談合というから話し敵《がたき》にもなるつもりなの、些《ちっ》とも遠慮するこ....
「海に生くる人々」より 著者:葉山嘉樹
しい事情があるか知らないが、聞かなけりゃわからない。泣くほどの事があるんだったら
膝とも談合ってこともあるから、僕にでも話して気が紛れないこともないかもしれない。....
「三甚内」より 著者:国枝史郎
に煙草を喫い出した。 「お米」と甚内はやがて云った。「心に蟠まりがあるらしいの。
膝とも談合ということがある。心を割って話したらどうだ。日数は浅いが馴染は深い。場....
「巷説享保図絵」より 著者:林不忘
もう、勝手ながら、自分だけでは、そう思わせていただいておりますでございます」
「
膝とも談合と申すぞ.ましてともだちなら何をきいても、よいわけじゃな」
「はい。ど....
「粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
る事だ、斯うやってお前を助けて置き、そんなら死になさいとは云えねえじゃアねえか、
膝とも談合という事があるから、まア着物でも※って温けえ物でも喰いながら緩りと話を....