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膝を組
「膝を組〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
膝を組の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「悪獣篇」より 著者:泉鏡花
すると、溜息になってしまう。蚊帳が煽るか、衾が揺れるか、畳が動くか、胸が躍るか。
膝を組み緊めて、肩を抱いても、びくびくと身内が震えて、乱れた褄もはらはらと靡く。....
「褐色の求道」より 著者:岡本かの子
あまり世界に多くありません。印度人のやっている僧庵生活に就いて人から聴きました。
膝を組んで全く死の状態になって暮しているそうです。私に取って此のくらい耳寄りな話....
「宝永噴火」より 著者:岡本かの子
のとき殆ど昏睡状態の人の手が反射神経で畳の上の錐をふらふら拾い取り手当り次第に、
膝を組んでいる脚の部分に突き立てる。白金色の痛みは身体中に拡大し、眠りの幕は放射....
「人魚謎お岩殺し」より 著者:小栗虫太郎
異様に皺が深く、ことに青磁色をした、珍しい皮膚の色が印象的だった。 儀右衛門は
膝を組み直して、 「ところで、たびたび申し上げました、村次郎のことでござんすが、....
「光は影を」より 著者:岸田国士
無事に生きていました。お変りありませんか?」 と、彼は、いくぶんわざとらしく、
膝を組みなおした。 「ほんとに、夢みたいですわ。でも、お元気そうで……ちつとも、....
「勉強記」より 著者:坂口安吾
たら洵に言語道断である。実にだらしなく相好くずしてヘッヘッヘとおでこを叩き、忽ち
膝を組み直したりするけれども、八さんの話をきいていると、八さんの肉体などはてんで....
「佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし」より 著者:高村光雲
師とで概略出来るであろう。自分は時々見廻り位で済むことだと思っておりました。で、
膝を組んだ形、印を結んだ形、肩の丸味の付けよう……それから顔となってきて、顔には....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
師とで概略出来るであろう。自分は時々見廻り位で済むことだと思っておりました。で、
膝を組んだ形、印を結んだ形、肩の丸味の附けよう……それから顔となって来て、顔には....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
た事である。しかるに新聞記者あたりは、筆記の都合に依ると、椅子を下りて長靴のまま
膝を組んで筆記するもあった。我々どもも泥靴のままで控えている。各地方長官さえも、....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
になって、その度に、燭が揺いだ。
地獄相
「綱手」
百城は、床柱に凭れて、
膝を組みながら
「大阪へ戻っては――存じておろうが、取締りが、厳しゅうて、思うま....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
になってはやりきれねえ」 「いやな奴が来やがった」 「全くいやな奴だ」 二人は
膝を組み合せて、折助言葉に砕いて話し合っているところへ、 「御免下さいまし、あの....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
中へ付木《つけぎ》を入れてかえすと、娘は、それを持って帰って行きました。 再び
膝を組み直した七兵衛は、ぼんやりと娘の帰っていったあとを見送って、 「うむ、いい....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
傍若無人の小冠者の振舞を怪しともせず、彼が入り来《きた》った最初から、ほとんどが
膝を組み直し、頭を下げて、ひたすら尊敬の意を表する有様が、いかにもいぶかしい。 ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
無いのだ、たとえば……」 二十二 たとえば……と言って白雲が
膝を組み直した時に、雲井なにがしが問いかけました、 「その通り、恥かしながら、我....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
、それを受けないわけにはゆきません。 「では一つ、お聞きに入れますかな」 彼は
膝を組み直して、一管を斜《しゃ》に構えました。 「いい形ですね、あなたのは、形が....