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膝丸
「膝丸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
膝丸の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
い床間には楯無しの鎧が飾ってある。――月数。日数。源太が産衣。八竜。沢瀉。薄金。
膝丸。そこへ楯無しを一領加えて源氏八領と総称し、武門に連なる輩はあたかもそれが神....
「人造人間事件」より 著者:海野十三
から、疳高い浪花節の放送が洩れてきた。声はたいへん歪んでいるけれど、正しく蒼竜斎
膝丸の「乃木将軍墓参の旅」である。時計の針は九時を廻って、九時半の方に近づきつつ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
刀があるとはかねて噂《うわさ》に聞いていた。噂に聞いたところによれば、源氏の髭切
膝丸《ひげきりひざまる》、平家の小烏丸《こがらすまる》にも匹敵するほどの名剣であ....