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「膳越し〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

膳越しの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
空襲葬送曲」より 著者:海野十三
を銜えたまま、スウスウと大きな鼾をかいて睡っていた。 「可愛いいもんだな」長造が膳越しに、お人形のような孫の寝顔を覗きこんだ。 「今日は、皆の引張り凧になったか....
」より 著者:矢田津世子
ひとつ」とおきえさんは杯を取りあげて勧めたが、ちょっとためらって銚子を下へ置くと膳越しに上半身を紀久子の方へかたむけて、 「あの、わたし悪いところはどんどん仰言....