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膵
「膵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
膵の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
十九日目に死んでしまった。解剖してみると、造血臓器がたいへん荒されており、骨髄、
膵臓、腎臓などがいけなかった。これは放射物質による害そのものであり、原子爆弾は単....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ら》えたものかと問うと、牝牛の陰部だと答えた。しかるに字書どもには甘麪麭は牝牛の
膵《すい》等の諸腺と出づれど、陰部と見えず。ところが帰朝のみぎり同乗した金田和三....
「母」より 著者:宮本百合子
ていたが、それを克己的に養生して治すということは性質として出来なかったし、三年前
膵臓の膿腫というのをやった時は、誰しも恢復する力が母の体の中にのこっていようとは....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
れ、胃に入りて胃筋の機械的作用と胃液の化学作用を受け、それより小腸に入りて腸液と
膵液《すいえき》と胆汁の消化作用を受け、全く消化せしものは門脈を通じて肝臓に入り....