臨川寺[語句情報] » 臨川寺

「臨川寺〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

臨川寺の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
鯉魚」より 著者:岡本かの子
》びた渡月橋《とげつきょう》が架《かか》っています。その橋の東詰《ひがしづめ》に臨川寺《りんせんじ》という寺があります。夢窓国師《むそうこくし》が中興の開山で、....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
たものですから、尋ねられた者を驚かしました。 しかし、教えられた通りに寝覚山|臨川寺《りんせんじ》の境内《けいだい》まで馳《は》せつけたのは、格別手間のかかる....
京の四季」より 著者:和辻哲郎
の玄関前とか、大徳寺真珠庵の方丈の庭とかは、その代表的なものと言ってよい。嵯峨の臨川寺の本堂前も、二十七、八年前からそういう苔庭になっている。こういう杉苔は、四....
私本太平記」より 著者:吉川英治
ともつかぬ、おもくるしい空気にしていた。 そうした或る朝のことだ。 尊氏は、臨川寺の三会院に、夢窓国師を訪ねていた。 むかし、鎌倉にいた頃から深く帰依して....