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「臨済録〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

臨済録の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
》で道徳経を尊敬し、儒家《じゅか》で易経《えききょう》を尊敬し、禅家《ぜんけ》で臨済録《りんざいろく》を尊敬すると一般で全く分らんからである。但《ただ》し全然分....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
尤《もっと》も私に、臨済《りんざい》と、普化《ふけ》との、消息を教えて下すって、臨済録の『勘弁』というところにある『ただ空中に鈴《れい》の響、隠々《いんいん》と....
非情の愛」より 著者:豊島与志雄
く、一尺ほどで、文字が彫りつけてあった。「随処作主、立処皆真」というその二句は、臨済録の真諦をなすものであって、それがへんに秦の心にかかった。彼はそこに思念を向....