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臨終正念
「臨終正念〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
臨終正念の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「臨終まで」より 著者:梶井久
は「如何したら良いんでしょう」と私に相談です。私は暫く考えていましたが、願わくば
臨終正念を持たしてやりたいと思いまして「もうお前の息苦しさを助ける手当はこれで凡....
「「平家物語」ぬきほ(言文一致訳)」より 著者:作者不詳
ない」と云って四十五で様をかえてしまった。三人は嵯峨の奥の山里に念仏して往生必定
臨終正念と祈った。こうやって居て春がすぎて夏も来た。秋の風が吹き初めると星の沢山....
「法然行伝」より 著者:中里介山
奉られ御往生の儀式を定め、重ねて念仏のことを申上げられ、それから三月の十三日に御
臨終正念にして称名を相続しながら御端坐のままで往生を遂げさせられた。御年六十六。....