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自作自演
「自作自演〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
自作自演の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
『脳髄のイタズラ劇』でなくて何であろう。『物を考える脳髄』が『物を考える脳髄』に
自作自演さした一大恐怖ノンセンス劇のドン詰めでなくて何であろう。
拍手するも....
「小説 円朝」より 著者:正岡容
千《ももち》に、千々に、心を苦しみ、砕いた揚句が、はじめてその結果圓朝は新作噺の
自作自演ということに思い至った。 なまじ師匠から教わったものへ、道具を飾り、鳴....
「殺人迷路」より 著者:甲賀三郎
うと思った。ちょッ、星田の奴、自分で狂言を書いて、誠しやかに僕達に話しやがった。
自作自演と云うやつだ。畜生!」 「ちょ、ちょっと待って呉れ給え」津村は漸くの事で....
「円朝花火」より 著者:正岡容
しくこちらを見守っていた。元は旗本の次男坊で、神道にも帰依したといわれる柳枝は、
自作自演の名人で、なかには「おせつ徳三郎」や「居残り佐平次」のような艶っぽい話も....
「わが寄席青春録」より 著者:正岡容
が、のちの小野金次郎君だった。 翌十五年一月号の「苦楽」へは、生まれてはじめて
自作自演落語と題して「法界坊と俄雨《にわかあめ》」を発表した。折柄の俄雨に傘を借....