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自動的
「自動的〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
自動的の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三十年後の東京」より 著者:海野十三
そのプラグへ五十サイクル交流電気を百ボルトの電圧で供給すれば、四十八時間後には、
自動的に球がひらいて、小杉正吉少年が出て来るであろう。それまでの四十八時間は、静....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
気は、絶えず送風機で清浄に保たれ、地上が毒瓦斯で包まれたときには、数層の消毒扉が
自動的に閉って、地下街の人命を保護するようになっていた。 さらに驚くべきは、こ....
「地獄街道」より 著者:海野十三
んな青年達の忍びこんでいたような形跡は一向見当らなかった。ビール瓶に藁筒を被して
自動的に箱につめる大きな器械がある。これは昼となく夜となく二十四時間ぶっとおしで....
「三十年後の世界」より 著者:海野十三
そのプラグへ五十サイクル交流電気を百ボルトの電圧で供給すれば、四十八時間後には、
自動的に球がひらいて、小杉正吉少年が出て来るであろう。それまでの四十八時間は、静....
「海底都市」より 著者:海野十三
で二分間ばかり待たされていると、「どうぞ、こちらへ」という声がして奥へ通ずる扉を
自動的に開かれる。そこで私たちは奥へぞろぞろ入って行く。 「タクマ君。僕たちはな....
「火星探険」より 著者:海野十三
れる数字に従って舵を合わせた。この数字は安全航跡を示すもので、例のテレビジョンが
自動的に測ってしらせて寄越すものであった。 それはよかったが、次の瞬間、艇はは....
「什器破壊業事件」より 著者:海野十三
、貴女も探偵だからいいますが、僕のところでは、訪問者が入口のところに立ったとき、
自動的に身長を測ることにしています。もちろん光電管をつかえば、わけのないことです....
「地球要塞」より 著者:海野十三
者の正体をつきとめないではおかないぞ!) 私は、オルガ姫に命じて、再び怪放送を
自動的に受信する装置を、仕掛けておくように命じた。 それがすむと、私は、自ら秘....
「火星兵団」より 著者:海野十三
るが、二つのものの間に引力がはたらいて来る、すると、装置はその引力の方向を感じ、
自動的に舵を安全な方角に向けなおすのであった。
この衝突自動防止装置のおかげで....
「人造人間エフ氏」より 著者:海野十三
た。すると豚は向うへかけだした。かけだしながら、また背中が二つに割れて洋酒の盃が
自動的に中にかくれるのが見えた。 「はははは、どうです。面白いでしょう。あれも本....
「大宇宙遠征隊」より 著者:海野十三
思った。 「そのほか、この宇宙服には、いろいろな仕掛けがついていますが、いずれも
自動的にはたらくようになっているから、みなさんは、べつに手をつけなくてよろしい。....
「霊訓」より 著者:浅野和三郎
しく、又綺麗になった。私はいつも、頁頭に質問事項を書いて置くと、之に対する解答が
自動的に現れ、それには段落までつけてあるので、直ちに印刷に附しても差支えないので....
「人造物語」より 著者:海野十三
たウェスティングハウス電気会社のイースト・ピッツバーグの研究所の門は、客が来ると
自動的に開くような仕掛けになっているが、それには扉の前で“Open, sesam....
「J・D・カーの密室犯罪の研究」より 著者:井上良夫
というような場合――これはもうずっと以前に故人になっている者が仕掛けて行った罠が
自動的に作用し出すとか、現在生存している犯人が新しくそれを使用するとかいうような....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
い、停車場にて郵便切手を売りさばくに自動器械を用い、昇降器にて階上へ上下するにも
自動的なる等は、意外に感ぜり。また、ベルリン街路には自動靴をうがちて来往するもの....