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自己破壊
「自己破壊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
自己破壊の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
と何かの方法があるに相違ない。彼は自殺を考えているのであろうか。私はある時、彼が
自己破壊のいまわしい罪であることを、非常に敬虔な態度で語ったのを記憶している。し....
「安吾人生案内」より 著者:坂口安吾
平気でいられるのも分らんし、人形が食べないのに、自分だけは実際に食うということに
自己破壊を起さないのも分らん。要するに、全然バカバカしいママゴトだね。魂をかけた....
「絵画について」より 著者:三好十郎
ついに描かれない絵――したがって誰の目にも見えない絵――だけがホントの絵だという
自己破壊的な結論に到達するに及んで私の遍歴は終りました。その後、現在まで私は一貫....
「雑信(二)」より 著者:種田山頭火
ゞアルコール中毒! △自己批評は三人の私生児を生んだ。自棄生活、隠遁生活、そして
自己破壊。私はそのいずれと結婚したか。…… 深い穴がある。 冷たい風が吹く。 ....