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「自彊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

自彊の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大導寺信輔の半生」より 著者:芥川竜之介
ればあらゆる不良少年のように彼自身を軽んずるのに了《おわ》るだけだった。彼はその自彊術《じきょうじゅつ》の道具を当然「自ら欺かざるの記」に求めた。―― 「予の蒙....
みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
いた張札が格子戸に貼ってある。食事中との事で、しばらく薄暗い一室に待たされた。「自彊不息」と主人の嘱によって清人か鮮人かの書いた額が掛って居た。やがて案内されて....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
の羽をひるがえすようにゆくのである。) 十、安天山夏雪(南米) 林渓深処踞起自彊心。 (十、安天山の夏雪(南米) 林や谷の奥深いところに清らかな陰がつくられ....