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「自書〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

自書の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
見たことがある。それは翁が名古屋の吉川義信という画工にえがかせ、その上に和歌など自書して門人に与えたものの一つである。その清い眉にも涼しい目もとにも老いの迫った....
夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
がけていても、たやすくは出来がたいことであろう。 「妓に与ふ」と題した自作の歌を自書して、簡単に表装したのを壁にかけてある。その軸物におりおり眼をやって、盞をふ....