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自治権
「自治権〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
自治権の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
との物質的な又理想上の分裂という特別な形をとって現われている。大学はその主体乃至
自治権所有者から学生を除外することによって、中世的共同社会から単なる市民的利益社....
「近世快人伝」より 著者:夢野久作
れである自治政治と議会政治は、板垣の赤誠を裏切って日本を腐敗堕落させた。日本人は
自治権を持つ資格のない程に下等な民族であることを現実の通りに暴露したに過ぎなかっ....
「マクシム・ゴーリキイの伝記」より 著者:宮本百合子
畏縮して来た。更に一八八四年に公表された大学規定は大学生のこれまで持っていた学内
自治権を奪い「学生生活のあらゆる微細な点まで干渉する学監、副監督、守衛等によって....
「日記・書簡」より 著者:宮本百合子
当然その一部として併合されるべきものである。村の古老は、一種の郷土的愛から、その
自治権を失うことを惜しみ、或者は村会議員として与えられて居た名誉職を手放す事をな....
「空中征服」より 著者:賀川豊彦
にやらせ! 」 と、狸も犬も兎も、こう叫んだ! 牛は若松署長に抗議した。 「
自治権を蹂躙している」 松島は若松署長に飛びついていった、巡査と松島が格闘をや....