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自然哲学
「自然哲学〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
自然哲学の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
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「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
/道教/列子の見方/孔子の教え ※ 泰西の科学は特権僧侶階級の私有物/ギリシアの
自然哲学者たち/タレース、アナキシメネス、アナキシマンドロス、ピタゴラス派/ヘラ....
「映画芸術」より 著者:寺田寅彦
た新しいものであるということができよう。なんとなれば現代の精密科学は本質的に昔の
自然哲学とちがった要素をもっているからである。そういう全く新しい科学的機械的の技....
「科学論」より 著者:戸坂潤
実験との所産以外の何物でもあり得なかった。タレスからアリストテレスに至るギリシア
自然哲学の発展も亦、優れた観察と実験との結果を集成する過程であった。中世に於ても....
「技術の哲学」より 著者:戸坂潤
ことは、窮極的に決定して了うことは無論出来ない。例えば物質という根本概念は古来、
自然哲学乃至哲学的世界観の根柢に横たわっていたものであるが、それに自然科学的だと....
「イデオロギーの論理学」より 著者:戸坂潤
―例えば運動――に於て統一を有つのであった。 それであるから、自然科学に向って
自然哲学的――歴史的科学とは異って――弁証法的なのである。 重ねて云おう。自然....
「イデオロギー概論」より 著者:戸坂潤
る世界観であったことを注意しておこう。 * ソクラテスはギリシア哲学(それは元来
自然哲学であった)の内にその「実践」哲学を導き入れた。処がプラトンに来れば明らか....
「現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
於ける自然科学の役割 二 自然科学とイデオロギー 三 ヘーゲルと
自然哲学 四 自然弁証法 自然科学は云うまでもなく、少なくとも歴史的社....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
少なくともソフィスト乃至ソクラテス以前のギリシア哲学――それは一般に自然論又は
自然哲学と云われている――の発展は、根本物質とは何かという、最も原始的な併し最も....
「思想としての文学」より 著者:戸坂潤
である。文芸に於て取り上げられた問題は、すぐ様実は社会科学の又哲学の、延いては又
自然哲学の、問題であり、又問題となる(例えば大衆性の問題とか、科学的批評の問題と....
「辞典」より 著者:戸坂潤
見出され得ないのではない(尤も彼自身は何も之を弁証法と呼んでいるのではないが)。
自然哲学に於ける所謂自然弁証法【本書二六ページ】の認識が夫である。ニュートン(I....
「科学的精神とは何か」より 著者:戸坂潤
にも拘らず、この自然科学の背後にも、何等実証的なカテゴリーと関係を持たないような
自然哲学的・観念的・精神主義的・其の他其の他の形而上学的世界観が現われることは、....
「世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
なかにも多少は免れないことであると、彼はまた言った。 彼は若いころ、学生として
自然哲学を勉強して、その講義にも出席しているが、中途から乱暴を始めて、世に出る機....
「言語と道具」より 著者:寺田寅彦
野をそういう道具で耕し始めてからの事である。ただの「人間の言語」だけであった昔の
自然哲学は、これらの道具の掘り出した「自然自身の言語」によって内容の普遍性を増し....
「フランケンシュタイン」より 著者:シェリーメアリー・ウォルストンクラフト
のものであるはずだったから、それは私の妹以上のものであったわけだ。 2
自然哲学への夢 私たちはいっしよに育てられた。二人の齢はまる一年と違っていなか....
「人工心臓」より 著者:小酒井不木
シャ人でして、凡そ今から二千七八百年|前のことです。即ち、その時代に、ギリシャに
自然哲学者が出まして、宇宙及び人類の生成について考え万物の本源を地水火風の四元素....