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至精
「至精〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
至精の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「明暗」より 著者:夏目漱石
の口から、涙がこぼれるほどありがたい、そうして少しも取り繕《つくろ》わない、至純
至精の感情が、泉のように流れ出して来る事を誰でも知ってるはずだ。君はあれを虚偽と....
「科学論」より 著者:戸坂潤
も卓越した方法論を示したものは、却ってW・ディルタイである。ディルタイの歴史学乃
至精神科学と訳されている言葉であり、実際、それがギリシアで始まった時には文法学で....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
曲りなりにも外見上又現象上可能なのは、学術の内でも主として社会科学・歴史科学・乃
至精神科学・哲学に就いてである。処でこの種の学術の特色は、それが一方に於いて学究....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
物質的なものではなくて、空間乃至幾何学的関係というような何か非物質的・観念的(乃
至精神的)・思惟的・なものに過ぎない、「物質は消滅した」、数学式だけが残った、と....
「辞典」より 著者:戸坂潤
ibniz)の単子論(Monadologie)。単子(モナド)は意識(表象)的乃
至精神的単位であり、夫々の個性をもつ。ここから観念論は個性の哲学として後世に伝え....