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「至要〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

至要の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
科学論」より 著者:戸坂潤
っていると云っていい。だから、こうした状態に於ける生産力の技術性や技術学的与件乃至要求やによって制約される筈だった自然科学は、つまりそれだけ直接に資本主義からマ....
思想としての文学」より 著者:戸坂潤
的に、甘チャン式に、観念出来るものなのだ。公知に欠けがちな「意欲」や「主体」や乃至要するに「身辺」の使徒である或る種の文学者達が現実と云っているものと、実際の現....
米国巡回文庫起源及び発達」より 著者:佐野友三郎
立図書館は、大学拡張(ユニヴアーシテイ、エキステンシヨン)と相待て、学校外教育の至要機関となり、町村における新知識の源泉となれり。 二、米国文庫が、公立図書館と....
学問の独立」より 著者:福沢諭吉
いわゆる双方の偏頗論《へんぱろん》にして、公平にいえば、政事も学問もともに人事の至要にして、双方ともに一日も空しゅうすべからず。政事は実際の衝にあたって大切なり....
欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
形上の文明を振起するを要す。そのことたるや、難中の至難なりといえども、また要中の至要なり。ゆえに、これを至難なりとして決して放棄すべからず。わが邦人も数年来ひと....