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至醇
「至醇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
至醇の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
して居ります。ああ、実に、云うに任せよ。詩人に生れたものは、おのれの生涯をもって
至醇なる芸術とすることしか出来ないのですものね。ダンテにああいう詩を書かせたメジ....
「学生と生活」より 著者:倉田百三
損失であろうか。私は経験から考えてそうは思われない。女を知った青年は娘に対して、
至醇なる憧憬を発し得ない。その青春の夢はもはや浄らかであり得ない。肉体的快楽をた....
「民衆芸術の精神」より 著者:小川未明
あまりに人間的であるからである。そして、無産者にしてはじめて、人生を見る、至高、
至醇な感激があるからであります。 レーニンの革命が、よしや形の上に於て失敗する....