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「致知〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

致知の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
科学者とあたま」より 著者:寺田寅彦
てであるもののように考えることである。科学は孔子のいわゆる「格物」の学であって「致知」の一部に過ぎない。しかるに現在の科学の国土はまだウパニシャドや老子やソクラ....
俳諧の本質的概論」より 著者:寺田寅彦
をもって物の実相本情に観入し、松のことは松に、竹のことは竹に聞いて、いわゆる格物致知の認識の大道から自然に誠意正心の門に入ることをすすめたものとも見られるのであ....
繻珍のズボン」より 著者:宮本百合子
田真道が「開化を進る方法を論ず」、加藤弘之「国体新論」、西周は「知説」のほかに「致知啓蒙」、福沢諭吉は「文明論の概略」、祖父は明治八年に「泰西史鑑」というものを....
光り合ういのち」より 著者:倉田百三
いと言うことだね」 「うん、そう、そう」 友はうなずいて、それから陽明学の格物致知の説を熱心に説いた。 私はやはりこの友を侮り難い秀才と思った。その後だ、こ....