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興安嶺
「興安嶺〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
興安嶺の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
立した。「金沢、字都宮、弘前の各師団より成る北満軍主力は、本日午後四時をもって、
興安嶺を突破せり。これより、善通寺支隊と呼応し、海拉爾、満州里方面に進撃せんとす....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
、さわやかな朝日を浴びて悠歩する駱駝とブリヤアト人の小屋を見た。博克図から有名な
興安嶺にかかり、土と植物が漸時系統を異にしつつあるのを感じる。それからはただ夕陽....
「金の目銀の目」より 著者:豊島与志雄
が、大連でも、蒙古《もうこ》の玄王《げんおう》のことは、よくわかりませんでした。
興安嶺《こうあんれい》の奥の山の中で、汽車も自動車も通わず、道もはっきりしないし....
「キド効果」より 著者:海野十三
が、東支鉄道が黒竜江省を横断している。 なおよく御覧になると、この東支鉄道は大
興安嶺をプツリと横断しているのだ。場所は博克図駅と興安駅との間に於てである。そし....