興致[語句情報] » 興致

「興致〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

興致の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
功するまでは決して中絶|仕《つかまつ》らざる性質に候えば嘔吐方《おうとほう》を再興致し候《そろ》も遠からぬうちと信じ居り候《そろ》次第。右は発見次第御報道|可仕....
思い出す事など」より 著者:夏目漱石
理上彼の病《やまい》のまさに至らんとする予言である。生を半《なかば》に薄めた余の興致は、単に貧血の結果であったらしい。 仰臥人如唖。 黙然見大空。 大空雲不動....
塩原多助一代記」より 著者:三遊亭円朝
しませんから、忽ち身代を仕出しましたに付、多助は予ての心願通り沼田の家を立派に再興致し、分家の家も立てまして、今日まで鹽原の家は連綿と致して居ります。また多助は....
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
八良五郎様もことのほかお悦びにて、稻垣小三郎は元へお召し返しに相成り、石川家も再興致しまして、音羽と小三郎とは夫婦になり、後に両人の中に子をもうけ、長男を以て石....