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「舎兄〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

舎兄の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
、その父を尋ぬれば去《さんぬ》る平治の乱に誅《ちゅう》せられし悪右衛門督信頼卿の舎兄|民部少輔《みんぶのしょう》基成とて奥州平泉へ流され給ふ人の乳母子《めのとご....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
に、十月の末にはすでに病を力めて名古屋から上京したとある。御隠居は実に会桑二侯の舎兄に当たるからで。 万石以上の諸大名はいずれも勅命を奉じて続々京都に集合しつ....
梟雄」より 著者:坂口安吾
、手ヅルがなければロクな仕官ができないことを知った。そして、美濃の国では南陽房の舎兄がよい顔であることを知った。 彼は常在寺に昔の南陽房を訪ねた。 「オレはサ....