舎利塔[語句情報] »
舎利塔
「舎利塔〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
舎利塔の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「報恩記」より 著者:芥川竜之介
らんしすこ」の御寺《みてら》へ、おん母「まりや」の爪を収めた、黄金《おうごん》の
舎利塔《しゃりとう》を献じているのも、やはり甚内と云う信徒だった筈です。
しか....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
(これは聖天様を入れる)、角厨子、春日厨子、鳳輦形、宮殿形等。 その他、なお、
舎利塔、位牌、如意、持蓮、柄香炉、常花、鈴、五鈷、三鈷、独鈷、金剛盤、輪棒、羯麿....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
犬に宗教の信念あった咄《はなし》諸国に多い。『隋書』に文帝の時、四月八日魏州に
舎利塔を立つ。一黒狗|耽耳《たんじ》白胸なるあり、塔前において左股を舒《の》べ右....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
のがないと見ると、お寺の中へ籠み入って、寺中の坊さんたちの袈裟衣や、本堂の仏像、
舎利塔などを担ぎ出して、我がちに得物とする。たちまち境内のお寺は残らず空ッぽとな....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
に放つところの大塔を礼拝して私に示していいますには、かの一つの大塔は迦葉波仏陀の
舎利塔で他の一つは尸棄仏陀の
舎利塔であるといわれたから、私は大いに喜んで礼拝致し....