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舎那
「舎那〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
舎那の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「文学に現れたる東北地方の地方色」より 著者:佐左木俊郎
天皇は大いに嘉尚し給い、幣を奉じて畿内七道の諸社に告げ、……尋で東大寺に行幸、盧
舎那仏に礼賽あり、百官の位階を進めて天下に大赦し、……天平二十一年を改めて天平感....
「美の日本的源泉」より 著者:高村光太郎
平盛期にあたっていしくも聖武天皇は国家の総力をあげて東大寺に五丈余尺の金銅|毘盧
舎那仏を建立あらせられた。この記念碑的製作の様式についての民族的本能から来る美の....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
仏像をつくるということそれ自身に強い幸福を感じていたのではなかろうか。 この盧
舎那仏に対しては、実をいうと、わたくしはこれまで感動したことがなかった。いかにも....
「五重塔」より 著者:幸田露伴
、早くより身延の山に螢雪の苦学を積まれ、中ごろ六十余州に雲水の修行をかさね、毘婆
舎那の三行に寂静の慧剣を礪ぎ、四種の悉檀に済度の法音を響かせられたる七十有余の老....