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舞台度胸
「舞台度胸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
舞台度胸の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「恐怖の口笛」より 著者:海野十三
せて叫んだ。 しかし彼女は、それほど驚いているという風にも見えなかった。それが
舞台度胸というのであろうか。高いところから得意の独唱をするときのように、黒いガウ....
「灰色の記憶」より 著者:久坂葉子
どには、講堂の舞台上で活躍をした。年に二回あるピアノの会や、踊りの会で、私は自然
舞台度胸が出来ており、そのことが、だんだん大人に対する警戒心をほどいてくれ、それ....
「あるニュウ・フェイスへの手紙」より 著者:岸田国士
参先輩の中にまじって、君はなかなか光っていました。研究所に一年いただけにしては、
舞台度胸もなかなかできているので僕はちょっと驚いた。おまけに、僕が見物席にいるの....
「二葉亭追録」より 著者:内田魯庵
想はかなり大きく、談論は極めて鋭どかったが、率ざ問題にブツかろうとするとカラキシ
舞台度胸がなくて、存外|※咀逡巡して容易に決行出来なかった。実行家となるには二葉....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
血気に似あわず、よく御幣をかつぐの」 「そこはまだ、この道に日が浅いので、十分、
舞台度胸がついていないせいでしょう。風の音にも、何となく、そわそわされてなりませ....