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舟唄
「舟唄〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
舟唄の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
船を造らせた。鳳凰丸と孔雀丸とが即ちそれである。風流の仙台|太守は更に二十余章の
舟唄を作らせた。そのうちには自作もあると云う。爾来、代々の藩侯も同じ雛型に因って....
「あなたも私も」より 著者:久生十蘭
あげると、ウールのワン・ピースに着換え、玄関の脇間から広縁へ出た。 「ホフマンの
舟唄《ふなうた》」……サト子はリズムに乗ってステップしながら、叔母のいるほうへ歩....
「詩の精神は移動す」より 著者:小川未明
に書かれた詩に、またこの感激がなくてはならない。私達が今日子守唄をつくるにせよ、
舟唄をつくるにせよ、また糸とり歌をつくるにせよ、それが在来のものと同じでいいだろ....
「言語と文化史」より 著者:知里真志保
う掛け声は実はすなわち「それ漕げ、やれ漕げ」の意味でありまして、もともとアイヌの
舟唄のはやしだったのであります。アイヌの子供の遊戯にホーチポというのがあります。....