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航海日誌
「航海日誌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
航海日誌の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「長崎の印象」より 著者:宮本百合子
対支貿易に使用された信牌、航海図、切支丹ころびに関する書類、有名なフェートン号の
航海日誌、ミッション・プレス等。左の硝子箱に、シーボルト着用の金モウル附礼服が一....
「長崎の一瞥」より 著者:宮本百合子
た信牌、航海図、きりしたんころびに関する書つけ、シーボルトの遺物、フェートン号の
航海日誌、羅馬《ローマ》綴の日本語にラテン語を混えた独特な趣味あるミッション・プ....
「高知がえり」より 著者:寺田寅彦
は五、六人、若い娘も二人ほど交じっている。機関長室には顔の赤い人の好さそうなのが
航海日誌と云いそうなものへ何か書いている。ここへ色の青い恐ろしく痩せた束髪の三十....
「宝島」より 著者:佐々木直次郎
さん出した。――英国の国旗や、聖書や、一巻きの丈夫そうな綱や、ペンや、インクや、
航海日誌や、何ポンドかの煙草などであった。彼は囲柵の中に伐り倒して枝を切り去った....
「世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
外のものでは、クレーグ船長の非常な斑気を説明することは不可能である。わたしがこの
航海日誌を付けてきたのはまことに幸いである。われわれが彼をどんな種類の監禁のもと....
「沈黙の水平線」より 著者:牧逸馬
た。向うのモウルス・ランプの灯が非常に薄いのである。で、ブランチャアドはこの事を
航海日誌にも記さなかったのだが、ナタアル港へ着いてからワラタ号事件のことをきき、....