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航空便
「航空便〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
航空便の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「恐竜艇の冒険」より 著者:海野十三
が考えた大計画の全部だった。 ぼくたちは、この計画に必要な恐龍の頭部を設計し、
航空便で本国に注文した。ぼくは、そういうものを製作している工場を前から知っていた....
「宇宙爆撃」より 著者:蘭郁二郎
息を弾ませた木曾が、研究所の自分の部屋に帰って来ると、郵便局に行っている間に、
航空便が届けられていた。 石井みち子から木曾礼二郎あての私信。 ――先日はお....
「くちなし」より 著者:宮本百合子
たきりで、又暫く音信が絶えていたところ、先日不意に航空郵便が来た。白い角封筒で、
航空便として軍事郵便である。何かあった。直覚的にそう思われた。だが、その手紙は私....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
大変でいらっしゃいます。私は折々御一緒にゆきますが。 二十四日 達ちゃんから
航空便で手紙が来ました。父上のおなくなりになったことを知らせたのへの返事です。や....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
でも大助りとのおよろこびです、今にそれよりはましになるそうです。
達ちゃんから
航空便が来ました由。いよいよかえる日が近づいた様子です。電報を打つと云ってあるそ....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
に合わないから、速達で申上げたものを広島で買っておわたし下さいと電報したことや、
航空便のダメなこと申しあげましたね。これをかき初めていたら、太郎が九日ごろのお手....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
でしょうか、ついたという文句は一つもありませんでしたが、この半年ほど。こちらへは
航空便来ません。そして、来ても、あの人らしく控えめで、気候のこと、元気に御奉公の....