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航走
「航走〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
航走の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「火薬船」より 著者:海野十三
がひるがえった。 “停船せよ!” 怪貨物船は、この信号を知らぬかおで、そのまま
航走をつづけた。甲板上には、たった一人の船員のすがたも見えない。さっきまでは、そ....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
。夜に入りて、スペイン海を過ぎてビスケー湾に入る。 五日、快晴。北風に向かいて
航走す。多少の白浪を海面に見るも、ビスケー湾としてはすこぶる平穏なり。気候は不寒....