船止[語句情報] » 船止

「船止〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

船止の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
物に駈けて行く―― しかもまだ、時刻までには、幾刻か間もあるのに。 そして、船止めとなっているからには、元より海上へは出られず、遠く陸地とは絶縁されている船....
旗岡巡査」より 著者:吉川英治
河が吼えるように河の底から、船頭の大きな声が、 「――船止めだとようっ」 「六刻かぎりで、川筋も陸も往来止めだぞうっ」 船から船へ、....
大岡越前」より 著者:吉川英治
犬目付や町奉行の手が総出で、往来を睨んでいるし、川口はどこの川筋も、夜明けまで、船止めだといっている。――あっしも、足元の明るいうちに、堺町の盛り場へ行き、楽屋....