船火事[語句情報] »
船火事
「船火事〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
船火事の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「火薬船」より 著者:海野十三
。まるで牛馬か人造人間のように、部下を使役することは、できません。もっともこれが
船火事になったというような非常時なら、べつですがね」 船長ロロー役の警部モロは....
「人造人間エフ氏」より 著者:海野十三
う、火事だ、火事だ。第六|船艙から、火が出たぞ。おーい、みな手を貸せ」 怪しい
船火事! 船員も船客も、いいあわせたように、さっと顔いろをかえた。 そのとき、....
「梟啼く」より 著者:杉田久女
き出した…… 真夜中船が八重山沖を過ぎる頃は弟の病状も険悪になって来た。その上
船火事が起って大騒ぎだった。大洋上に出た船、而かも真夜中の闇い潮の中で
船火事など....
「昭和遊撃隊」より 著者:平田晋策
、爆弾をたった一つ落しただけだ。しかもそれが、運送船の一隻に命中すると、もの凄い
船火事がおこって、波を紅色にそめた。 「もう、だめだ!」 航空母艦『オリオン』....