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船病
「船病〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
船病の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「西航日録」より 著者:井上円了
海上風つよく波荒く、これに加うるに雨はなはだし。船体の動揺一方ならず、余はじめて
船病にかかる心地せり。 嗚呼こゝが三途の河の出店かと思うて渡るドーバーの瀬戸 ....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
午後雨やみたるも、風力さらに加わり、海潮を甲板上に打ち込むこと幾回なるを知らず。
船病者多し。ただし風位一変、西南より吹き来たるために、また冬寒を覚ゆ。 二十六....