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船筏
「船筏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
船筏の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「親鸞」より 著者:三木清
る救済の自覚であった。 無明長夜の燈炬なり 智眼くらしとかなしむな 生死大海の
船筏なり 罪障おもしとなげかざれ と彼は讃詠するのである。 末法意識と浄土に....
「三国志」より 著者:吉川英治
ら間もなく、西涼の陣営馬超の手もとへ、すぐ早耳|迅眼の者が、 「曹操のほうでは、
船筏を作ってしきりと渡河の準備をしています」という情報をもたらした。 韓遂は手....
「三国志」より 著者:吉川英治
中に、充分英気を養った士卒をして、襄江の渡河を決行させた。 もちろんこの間に、
船筏の用意そのほか、充分な用意はしてある。――当然、この渡河中には、手具脛ひいて....
「三国志」より 著者:吉川英治
せます」 欣然、馬岱は下流へ向った。 流沙口へ来て見ると、案外、河底は浅く、
船筏も要らない程度なので渡渉した。ところが、河流の半ばまでゆくと馬も人もたちまち....