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艦砲
「艦砲〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
艦砲の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
り。地域は主として東北方面である。 七月十五日 ◯昨十四日は釜石が敵艦隊のため
艦砲射撃を受けた。本州
艦砲射撃の最初である。 ◯昨十四日は、二次のKB来襲。主と....
「壊滅の序曲」より 著者:原民喜
いた。岩手県の方にいる友からはこの頃、便《たよ》りがなかった。釜石《かまいし》が
艦砲射撃に遇《あ》い、あの辺ももう安全ではなさそうであった。 ある朝、正三が事....
「水鳥亭」より 著者:坂口安吾
の財産と、未来に於ける最大の財産と、二つを一とまとめにして、しかもこれが空襲にも
艦砲射撃にも絶対不変の財産ですが、それで一万が高すぎますか。私は親しくしていただ....
「明日は天気になれ」より 著者:坂口安吾
きつぶす魔法の力は空想上の破壊力の限界であったかも知れないが、B29のバクダンや
艦砲射撃は軽くそれ以上の破壊力をもたらしているようだ。 原子バクダンの破壊力に....
「肌の匂い」より 著者:三好十郎
は相手方ばかりのようなもので、僕らはただ叩かれただけと言うのが實状です。飛行機や
艦砲でビシビシ來られるのに、こちらでは大事な武器はとつくの昔にこわれてしまつてい....
「尊攘戦略史」より 著者:服部之総
わしみず》行幸(四月)、そのとき五月十日攘夷期限の詔勅。その五月十日から長藩の外
艦砲撃。外艦だけでなく改良党の盟主薩藩の商船も幕府の船も「夷形」というので撃たれ....
「長崎の鐘」より 著者:永井隆
、野営の準備、それができてから上下左右の連絡、野戦病院の位置選定だ。いずれここは
艦砲射撃の弾巣になるだろう。患者を大急ぎで近郊の谷間へ集めねばならぬ。 どの窓....