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艦艇
「艦艇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
艦艇の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「地球発狂事件」より 著者:海野十三
十時半、現場へ到着。 現場の空は、飛行機で警戒せられていたし、海面は護衛の水上
艦艇にて、海中は潜水艦が五隻も繰出されて一入《ひとしお》、警戒は厳重であった。 ....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
鮮血と肉塊、白煙を長く残して海中に墜落してゆく飛行機、波浪に呑まれて沈没してゆく
艦艇から立昇る真黒な重油の煙、鼓膜に錐を刺し透すような砲声、壁のように眼界を遮る....
「海底大陸」より 著者:海野十三
ー号の捜査情報のなかから最も新しいものをえらんで教えてやった。それは主として捜査
艦艇の配置と、その報告の羅列だった。 「――しかし、けっきょくのところ、メリー号....
「二、〇〇〇年戦争」より 著者:海野十三
イネ州に向けることにした。 大空には、飛行軍団を六|箇、海上には、一千三百隻の
艦艇を、更に水中には、キンギン国とっておきの快速潜水艦隊を配置し、一挙にアカグマ....
「地球要塞」より 著者:海野十三
それはオルガ姫だった。 「大至急、下へお下りになってください。この方面へ、怪しい
艦艇が近づいてまいります」 「なに、怪しい
艦艇が……」 このクロクロ島のあると....
「独本土上陸作戦」より 著者:海野十三
、如何なる防潜網も海面下二メートル乃至十数メートル下に張ってあるから、普通の潜水
艦艇では、突破は困難だ。また普通の潜水
艦艇では、機雷にぶっつけるかもしれないし、....
「怪塔王」より 著者:海野十三
塔王の配下の監視船が発した警報でありました。 「報告。ただいま鹿島灘上を、夥しい
艦艇が北東に向け、全速力で航行中です」 これをきいて、怪塔王はとびあがるほどお....
「人造人間エフ氏」より 著者:海野十三
ぎとなったんですが、その泳ぐ怪人を追跡していったのはついに私のランチだけで、他の
艦艇は、みな間にあいませんでした」 と、飛田警官は、そこで身ぶるいした。 「そ....
「太平洋魔城」より 著者:海野十三
の結果、わが海底要塞のひそむ海面は、全世界の注意をひきつけることになった。各国の
艦艇が、ぞくぞくとこの海面へ集って来ては、めんどうだから、その前に行動をおこした....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
なにがおかしいのです。日本軍の爆撃隊が弱いとお思いですか。日中戦争において、英国
艦艇は日本軍の作戦を大いに邪魔をした。あれは日本軍をみくびってであろうが、日本軍....
「三国志」より 著者:吉川英治
の献言はさすがであった」と、歓びをもらしていた。 だが、風浪がやまないので、全
艦艇は江を下ることわずか数十里の烏林の湾口に碇泊した。この辺までも陸地は要塞たる....
「三国志」より 著者:吉川英治
大いに曹丕の考えと一致するものだった。魏の水軍力はそれまでにも約二千の船と百余の
艦艇があったが、さらに、数十ヵ所の造船所で、夜を日に継いで、艦船を造らせた。 ....