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「艦隊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

艦隊の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
デンマルク国の話」より 著者:内村鑑三
越ゆべからず と(ヨブ記三八章一一節)。北海に浜《ひん》する国にとりては敵国の艦隊よりも恐るべき砂丘《すなやま》は、戦闘艦ならずして緑の樅の林をもって、ここに....
恐竜艇の冒険」より 著者:海野十三
る船団《せんだん》!」 「えっ、六隻よりなる船団だって。おい、よく見ろよ。それは艦隊じゃないのか。艦隊をおどかしたら、大砲やロケット弾でうたれて、こっちはこっぱ....
三つの窓」より 著者:芥川竜之介
で行った。すると右舷の大砲が一門なぜか蓋を開かなかった。しかももう水平線には敵の艦隊の挙げる煙も幾すじかかすかにたなびいていた。この手ぬかりを見た水兵たちの一人....
最終戦争論」より 著者:石原莞爾
武力をも直接使用して国家の国策を遂行する行為であります。今アメリカは、ほとんど全艦隊をハワイに集中して日本を脅迫しております。どうも日本は米が足りない、物が足り....
海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
と敵機動部隊は十数隻の空母によるものといわれる。なお戦艦、空母を含む三十数隻の敵艦隊は硫黄島を攻撃中。 ◯敵はビラをまいた。(茨城地区に)大東亜戦争に於いて最初....
海底大陸」より 著者:海野十三
チーフでなみだをぬぐって元気づいた。 捜索隊への命令が発せられた。待機中の駆逐艦隊や、れいのラスキン大尉のひきいる飛行隊は、新たに潜水艦隊をつれて勇躍してふた....
英本土上陸作戦の前夜」より 著者:海野十三
しい船が見えるが、これは機雷原を避けていくためであろう。またはるかに港外には駆逐艦隊が活発に走っていた。 (ドイツ軍の上陸作戦を、極度に恐れているのだな) 仏....
宇宙戦隊」より 著者:海野十三
うぶんの防禦準備をつくらねばなりません。それにはぜひともここ一二年のうちに、宇宙艦隊を数千隊にふやし、警備線を天王星、海王星あたりまで進めなければならんです。さ....
火薬船」より 著者:海野十三
たのは一等運転士の坂谷だった。 「船長。どう決心がつかれましたか」 「ああ、わが艦隊へ無電を打つことか」 じつは、ノーマ号が火薬船だという報告があったとき、坂....
怪塔王」より 著者:海野十三
もかく、塩田大尉は、小浜兵曹長のもってきた怪電波のでている地点のしらべを、一切、艦隊旗艦にしらせました。 司令長官はこのことを聞かれると、すぐさま勿来関へむけ....
空襲下の日本」より 著者:海野十三
力は、映画『太平洋爆撃隊』にも撮ったことがあるが、知るものぞ知るで、まず空中無敵艦隊だね」 「しかし、そう容易に太平洋が渡れるの、ジョン」 「そこはプラット提督....
浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
川上機関大尉の酒壜 わが練習艦隊須磨、明石の二艦は、欧州訪問の旅をおえて、いまやその帰航の途にあった。 印....
野のはくちょう」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
の音をききちがえたものでした。やがてお寺のすぐそばまでいきますと、みるみるそれは艦隊になって、海をわたっていきました。でもよくながめると、それもただ海の上を霧が....
スリーピー・ホローの伝説」より 著者:アーヴィングワシントン
びだしてきたが、大気の匂いを嗅ぐためのように見えた。雪のように白い鵞鳥は堂々たる艦隊をなして、近くの池で遊弋し、家鴨の船隊をまもっていた。七面鳥の連隊は庭で鳴き....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
ケの戦略思想に従い「主作戦を満州に導き、敵の主力を求めて遠くこれを北方に撃攘し、艦隊は進んで敵の太平洋艦隊を撃破し以て極東の制海権を獲得する……」という作戦方針....